2月7日 フサオマキザルのイベント
【節分】春が始まる日の前日、その節分けをする日のことです。
最近は恵方巻きも主流になってきましたが、節分と言えばやっぱり豆まきでしょ!!という事で
1月28日 土曜日に「フサオマキザルにアレンジしたフィーダーに節分の豆を入れて食べるところを見てみよう!!」
というイベントを行いました。
ただ、フサオマキザルに大豆を与えるのを見て頂くのは面白くない・・・
お客様に、フサオマキザルの知能の高いことや手先の器用な所も見て頂きたい!!
考えたのが・・・フィダー(エサ入れ)に大豆を入れて観察してもらうというもの。
フィダーは、飼育員がフサオマキザルに与えるので、自分のものが分かるように、今回特別にシールやイラストを描けるようにしました!!
ときわ動物園学習館 モンスタでの作業
写真左の四角い箱型のフィーダーはペリカンやコツメカワウソの餌となるアジ(鯵)が入っているトロ箱を再利用してみました。
グレーのフィダーは、塩ビパイプで作ったもの。これだと使用した後ふたを外して洗えるので衛生的。
ですが・・・ときわ動物園では基本、人工物を放飼場に置かないようにしているため今回特別です。
写真右側と真ん中。のフィダーは竹で出来ています。
どれもステキなフィーダーに仕上がりました。
大豆を入れてもらい
フサオマキザルの放飼場へ フサオマキザルの特徴やフィーダーの説明をしながらたくさんのお客様に見て頂くことが出来ました。
一番に取りに来たのは『ゴクウ♂』です。両手で抱えてヒョイヒョイと高いシュートまで持っていきました。
器用さの前に脚力に驚きです!!
そして、ガンガン叩きつけて豆を出す。
次は・・・あれ?誰も取りに行かない・・・
「ゴクウ」がシュートでガンガン叩きつけている姿を観察している・・・落ちた大豆を拾っている・・・
いつも好奇心旺盛なコドモが、なぜか取りに来ないというハプニング!!残念。お客様に見られて緊張したのか???
お客様が少なくなったあと・・・
フサオマキザルがフィーダーを使っている音がカーンカーンと中南米ゾーンに鳴り響いていました。
担当 西ザキ
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