5月29日 調査の道具
(カテゴリ:ホタル) (投稿日:2015年05月29日)
毎晩の調査では、ただホタルの数を数えているだけではありません。
今日は飼育員が調査で使っている道具をご紹介。
右から、水温計、温度・湿度計、カメラ、ヘッドライト、野帳。
ホタルの発光や飛翔には、水温、気温、湿度も大きく関係していますので、毎日同じ時間に同じ場所での記録をとってデータにしています。
すぐに傾向がつかめるわけではありませんが、5年、10年と記録をとっていけばときわ公園に生息するホタルたちのことがすこしずつわかってくるはず!
以前のブログでもお伝えしたようにホタルは強い光に弱いので、カメラは主に水路などの環境の記録用に使い、ヘッドライトもほとんど点けることはありません。
そして、野帳。わたしにとってとても大切な道具です。
計測した水温や気温だけでなく、調査中に感じたホタルの様子やまわりの環境について、なんでも書き留めます。
データにすることはできませんが、野帳を見るとその日のことがはっきり思い出せます。
こちらは、調査中に撮影した小さな水路の様子。
サワガニ、見つかりますか?
湧水が流れ込んでいるきれいな水であることがわかります。
昨年この場所ではサワガニはみつかっていないので、なにかしら変化があったようです。
今年から水質検査も行う予定なので、どんな結果が出るか楽しみです!
また、夜間に活発に動く生き物は多く、調査中には他にもいろいろな生き物に出会います。
水路で大きなナマズを見つけたり、タヌキにも何度か出会いました。
暗闇でこちらに気づくとすぐに逃げてしまいますが…
もともと山歩きなどが好きなので、毎晩の調査も仕事ではありますが楽しく行っています。
ただ、ホタルの数がピークに近づいている今、懐中電灯の光を当てたり踏み潰してしまったりすると、ホタルの繁殖を妨げてしまいますので、観察に行かれる方は十分にご注意ください。
ここ数日でぐっと暑くなり、ホタルの数もどんどん増えています。
昨晩の調査では、2地点合計で100個体以上の発光を確認しました!
明日の観察会はお天気が心配ですが、小雨決行ですのでぜひお越しくださいね!
担当:かわで