HOME > ときわ動物園 > 飼育員ブログ > ふるえる歌声？

シロテテナガザルのオス、ゴロウ。こちらは何をしているところでしょうか？

耳をすまして聞いてみましょう。「フォ、フォ、フォ、フォ...」さかんに鳴いています。

さらに高いところに登って。「フォ、フォ、フォ、フォ...」

ついには、この島で一番高いクスノキの枝まで登って。「フォ、フォ、フォ、フォ...」

 

皆さんに説明するときは、シロテテナガザルの鳴き声が連続しているようすを歌にたとえています。

テリトリーソング（なわばりの歌）という言いかたがあります。

ゴロウが「ときわ動物園」にやってきたときは、ほかのシロテテナガザルと鳴き声の感じが違っていたので、

そのときのことをよく覚えています。ゴロウは、ふるえるというか、ゆれるような歌声。

ほかのシロテテナガザルはどちらかと言えば、まっすぐな歌声。

いまは、となりの島のこどもサルも歌の練習？をはじめたので、

それぞれの鳴き声（歌声）をくらべてみるとおもしろいですよ。

 

担当：ためちか