6月19日 おんぶとだっこ
(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2015年06月19日)
梅雨に入り、ジメジメした日が続く今日この頃・・・。
テンションが下がりますが、春先にうまれたサルの
赤ちゃんたちはすくすく成長しています。
ボンネットモンキーの展示場内でも、
まだまだお母さんの近くにいるものの
赤ちゃんが1頭で、歩き回るようになりました。
よく小さなお子さんが保護者の方に抱っこされ、
一緒に「かわいい~」という声が聞こえてきます。
そういえば、私も抱っこ・・・いや、おんぶの方が好きで
幼い頃両親によくおぶってもらっていました。
サルたちは、おんぶ派と抱っこ派があるのでしょうか?
今日はそんなお話です。
こちら、シロテテナガザル。
お母さんの足の下をご覧ください。
ちょっと、写真を撮ろうすると、
近づきすぎて、うまく抱っこされている
写真が撮れなかったのですが、
シロテテナガザルは抱っこ派でした。
続いて、オマキザル!
おっ!?おんぶされています。
しっかりと背中にだきついています。
お母さんの大きな背中は安心するのでしょう。
おんぶ派です。
さぁ、ボンネットモンキーはどうでしょうか?
だっこされています。
ただ、座っているときは、母親がそっと手をそえていますが、
移動するときは、赤ちゃん自身がしっかりお母さんに
抱き付いています。
赤ちゃんは生まれたときから、移動するときはこのスタイルです。
にぎったり、だきつく力がとっても強く、
お母さんが走ったり、時にはジャンプしても振り落されることは
ありません。
赤ちゃんとはいえ、あなどれませんね!
動物園でサルの赤ちゃんを見かけたら、
抱っこかおんぶ、どちらか観察してみると面白いと思います。
担当:森