5月30日 へちまプロジェクト
(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2022年05月30日)
みなさんこんにちは!
今日は今年はじめた新プロジェクトのお話です。
その名も「へちまプロジェクト」!
ときわ動物園で以前から取り組んでいるへちまたわしを使った環境エンリッチメントにお客様にも参加していただこうというもの。
今回募集した"へちまサポーター"の皆さんにご自宅でへちまを育てて収穫していただき、飼育員と一緒にそれぞれの動物たちに合わせた工夫を加え、環境エンリッチメントに活用する約半年間のプロジェクトです。
おもいっきりかじりつくフサオマキザル
コツメカワウソは水に浮かべたへちまたわしに興味津々
中に詰めたエサを長いツメでほじくるミーアキャット
動物のくらしを支えるお手伝いをしていただくものですが、へちまの使い方は動物の体や行動に合わせてさまざまなので、動物の体のしくみや行動もよくわかりますよ!
先日のへちまサポーター説明会では、環境エンリッチメントってなに?というお話から、へちまを使う理由、これまでの使用例をご紹介。その後詳しい栽培方法をご説明し、動物園で育てた苗をお渡ししました。
へちまは栽培が難しい植物ではありませんが、たっぷりの水と太陽が必要なことなど、いくつかポイントがあります。
へちまサポーターの皆さんには、これから9月頃までへちまを栽培してもらいます。
たわしにするため実がじゅうぶんに熟すまで待ってから収穫、そしてその実を動物園まで持ってきていただきます(生のままでも、ご自宅でたわしに加工していただいたものでもかまいません)。
そして10月頃、いよいよ環境エンリッチメントを実践!
どの動物にどんな使い方をするかはおたのしみに!
そして、実はまだへちまの苗があります。
このブログを読んだ皆さんの中に「へちまサポーターになってみたい!」という方がいらっしゃいましたら、ときわ動物園にご連絡ください。先着順で苗をお渡しします。
へちまを育てて動物たちのくらしをサポートしてみませんか?
ときわ動物園TEL:0836-21-3541
【注意事項】
*ときわ動物園まで苗を直接受け取りにいらしてください。
*栽培に必要な植木鉢や支柱、土などは各自ご用意ください。
*収穫したへちまはときわ動物園に直接ご持参いただくか、発払いでお送りください(できるだけ9月中にお願いいたします)。
*へちまが枯れてしまった、実がならなかったという場合も、動物園で栽培したへちまを使って環境エンリッチメントの実践にご参加いただけます。
*環境エンリッチメントの実践は10月頃を予定していますが、日時は未定です。サポーターの方のご都合に合わせて調整可能です。
*へちまの栽培や収穫についてのお問い合わせは、随時受け付けます。
*収穫したへちまの一部はご自宅で活用していただいてもかまいません。
担当:かわで