7月16日 南米仲間です
(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2016年07月16日)
本日から、「体験学習館モンスタ」にて、夏の特別企画「珍しいアマゾンの生き物たち」が始まりました。
アマゾン川流域に生息する動植物の展示や、現地の環境についての紹介などを行っております。
デンキウナギ
ピラニア・ナッテリー
ヤドクガエル
グリーンイグアナ
などなど、様々な展示が行われています。
アマゾン川は、ブラジルやペルーなど、いわゆる「南米」に流れる世界最大の河川です。
ときわ動物園にいる動物たちの中にも、その「南米」に住んでいる動物はたくさんいます。
カピバラ...リスザル...フサオマキザル...フタユビナマケモノ...アルパカ...などなど。
そして、今回ご紹介するモルモットも、南米仲間なんです!
実は現在、ときわ動物園のモルモットたちはベビーラッシュ!
こちらのケージで飼養していた妊娠個体3匹の出産が無事終わり、計9匹の子どもがチョロチョロしております。
予定日に入ってもなかなか出産せず、担当者をハラハラさせてくれた3匹。
このうちの2匹が7月7日、七夕の日に出産しました。
この七夕ベイビーズもすくすく育ち、今では1週間遅れで生まれた個体との体格差が大分出てきました。
(授乳中の2匹が7月7日生まれ。上の2匹が7月15日生まれ。)
モルモットの魅力の一つが「模様の多様さ」で、今回も本当に色々な模様の仔が生まれてくれました。
(右下:母親、左・中央:子ども)
こちらの親子。母個体の灰色が受け継がれている子もいれば、父個体の茶色が受け継がれている子もいます。
模様の出方がどうやって決まるのか不勉強でわからないのですが、親個体では耳周辺にしかなかった色が全身に広がっていたり、
父親にも母親にも含まれていない色が出てきたり...。
不思議でたまりません。
この子とこの子を掛けあわせたら、どんな色が生まれるんだろう?と担当者の想像がどんどん膨らんでいきます。
大きくなったら、ふれあい広場でお披露目予定なので、それまで待っていてくださいね~!
担当:川本
(「アマゾンの生き物たち」は、動物園入園者と小学生以下の方は無料ですが、
上記以外の方は入園料が100円必要になります。ご注意ください。)