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以前のブログでペリカンが産卵したことを報告していましたが、

今日はその後の様子について報告したいと思います。

 

まずは今までの様子です。

ハイイロペリカンの巣作り行動が見られ始めた、2月21日の写真がこちらです。

ハイイロペリカンの♀ラブと♂オデッサが巣作りを始め、交互に巣に座るようになりました。（赤色の丸で囲っています）

モモイロペリカンは繁殖期になると羽が桃色に変化するのですが、今年は去年よりも

変化がありませんでした。そんな中での巣作り行動！とても嬉しかったです。

 

 

その一週間後には、巣がこんなに高くなりました。

♀ラブと♂オデッサが、回りに落ちている葉や小枝を毎日毎日重ねて、巣を整えていました。

餌を食べるときも交互に食べに来て、絶対に巣から離れることはありませんでした。

 

 

そして3月6日には、ハイイロペリカンのすぐ隣にモモイロペリカンが、巣を作り始めました。（緑色の丸で囲っています）

巣作りを始めたのは、モモイロペリカンの♀ソディと♂ウエノです。

♀ソディは、成長する過程で羽が変形してしまったため、飛ぶことができず歩き方もぎこちないです。

過去に産卵経験もなく、ペアを形成したこともありませんでした。

そんなソディが産卵したということで、とても驚き、嬉しかったです！

このペアは餌を食べるとき、同時に食べに来て巣から2羽とも離れることがよくあり、ドキドキしましたが

上司によるとどうやらモモイロペリカンは、ハイイロペリカンとは違い、巣から♂も♀も離れることが過去にもよくあったそうです。ペリカンによって違うのですね～！

 

その後、♂ウエノと♀ソディは交互に卵を温めていましたが

生まれても良い時期になってもヒナはかえらず、卵を温めることをやめてしまいました。

残念だったなぁと思っていたら、再び産卵をし現在は新たな卵を温めています。

 

 

そして今日の様子がこちらです。

数週間前から、ハイイロペリカンがもうひとペア、巣を作り交互に座るようになりました。（青丸で囲っています）

しかしこのペアは♀デートと♀イエロー。♀同士のペアなんです！

ヒナがかえることは期待できませんが、3ペアも繁殖行動を起こしてくれたことに感動です。

 

ただ始めに巣作りを始めていたハイイロペリカンのペア（♀ラブと♂オデッサ）が

巣に座らなくなりました。午前中はいつもと変わらず座っていましたが、午後からは2羽とも離れていました。

こちらもヒナはかえらなかったようです。ただ、モモイロペリカンのようにまた新たに産卵することも考えられます。

 

ヒナがかえるといいなあと思いますが、

繁殖行動を起こしてくれただけで本当に嬉しいです！

でもでもやっぱりヒナを見たいなぁ～！（笑）

 

また報告したいと思います！

 

担当：むらかみ