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今日は久しぶりにペリカンの話題です！

当園のペリカンは２月～４月が主な繁殖期です。

繁殖期になると上手くいけば♂と♀でペアをつくり、卵を産んで温め子育てをします。

ときわ公園といえばペリカン！カッタくん！という印象があるかと思いますが

ここ数年全く繁殖しておらず、ペアの形成もできていませんでした。

しかし！今年はなんと、モモイロペリカンとハイイロペリカンが１ペアずつ産卵をし、その卵をしっかり温めているんです！

右側にいるのがハイイロペリカンの２羽（♂オデッサ、♀ラブ）その横にいるのがモモイロペリカンの２羽（♂ウエノ♀ソディ）です。

ハイイロペリカンが交尾をしているところです。

下にいるのが♀ラブ、上にのって♀ラブの首をくわえているのが♂オデッサです。

ペアを形成したのも交尾をしたのも産卵したのも、、、初めて見ました！

 

今までは繁殖期が近づくと、飼育員がペリカン島に巣材を搬入していました。しかし今年は、ペリカン島で除草した枝葉を置くのみで、巣材の搬入はしませんでした。それが良かったのかな？

また昨年は原因不明のモモイロペリカンの死亡が相次いだことから、与えているアジの見直し、ビタミン剤などの継続的な投与を始めました。それが影響しているのかな？

あとは今年の冬は暖かかったから良かったのかな？

などなど何がきっかけで上手くいったのかな～と考えていますが、やっぱりわかりません...

 

現在もモリモリと巣材を重ね、しっかりと卵を温めています。

温かく見守ってくださいね。

無事にヒナが誕生しますように。

担当：むらかみ