HOME > ときわ動物園 > 飼育員ブログ > ３月４日　調べてもらいました

ときわ動物園の目玉の一つ、

コツメカワウソとボンネットモンキーの混合展示。

ボンネットとの混合展示でカワウソの行動が変わるのか？

興味のあるテーマだったのですが、

このテーマを卒業論文テーマとして大学生が調査してくれました。

 

卒業論文の題材として調査してくれたのは

帝京科学大アニマルサイエンス学科4年生の高木さん。

先日、調査結果を報告するためにときわ動物園に来園されました。

遠い所、ありがとうございます。

 

大々的に発表会を催そうかと思いましたが、

本人の希望もあり、カワウソとボンネットがいる

アジアの森林ゾーンの担当飼育員の他、

動物園職員数名の前での発表となりました。

 

ボンネットからカワウソに接触を試みることが多い、

カワウソのメス、リンがボンネットと接触を持つ割合が多く、

その半分が攻撃表現だった等、

なんとなく感じていたことを数値として見ることができ、

大変勉強になりました。

 

発表の後は職員との意見交換も行い、

短いながらも充実した時間に感じられたのですが、

高木さん本人は、とても緊張していたようです。

（大学の卒業論文発表会より緊張しました！と

コメントをいただきました）

 

今回の貴重な調査結果、

今後のガイドや飼育に活用させていただきます！

担当：木村