1月23日 動物園内でウロウロキョロキョロしてみよう
(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2016年01月23日)
来ました!寒波。
明日は、ここ宇部市でも真冬日(最高気温が0℃未満の日)の予報。
今日も気温が上がらず寒い1日となりました。
ときわ動物園は生息地を再現して、
その中で生活する動物を見て頂けるようになっています。
躍動感あふれる動物を見ることが出来る一方、
少し死角に入って動物の姿が見えない時も。
そんな時は、いろんな場所から見ると動物を発見できるかもしれません。
(立ち入り禁止区域はダメですよ。)
今日は、そんな場所を私の担当する動物の展示場から2ヶ所、ご紹介したいと思います。
まずは1つ目、シロテテナガザルです。
シロテテナガザルの島をぐるーっと回った寝室小屋。
この小屋の裏に通路があって、人が通れるようになっています。
入ってすぐ右に寝室を覗けるガラスビューがあり、
来園者の皆さんが覗いていかれるのですが、
普段、シロテテナガザルは外にいるため空っぽ。
「あれ、何もいないねぇ」とそのまま左手の"ゆらゆら橋"へ。
でも、もう一歩、
もう一歩奥へ!!
ほら、目の前にシロテテナガザルが。
突き当りまで行くと、目の前にシロテテナガザルの島を見ることが出来ます。
ちなみにこの柵、少しすき間が開いています。
小さなお子さんが、このすき間からシロテテナガザルの島を覗くこともできます。
そして2つ目。
ボンネットモンキーです。
ボンネットモンキーを見ることのできる2番目のビューポイント。
シシオザルとトクモンキーの展示場の間にあります。
少し奥まっているため、パっと見て何もいないと次のところに行くことも多いようです。
でも、もう一歩、
もう一歩奥へ!!
左を覗き込むと、ほら、ボンネットモンキーが。
実はこのポイント、最近、サル団子ポイントになっています。
気温が下がると活動量が少なくなるボンネットモンキーですが、
過去にも紹介しましたが、ギュッと固まるボンネットモンキーは暖かそうです。
動物が見えない時は諦めずに
園内をウロウロキョロキョロしてみると
"あんな所に!"と発見できるかも知れません。
(立ち入り禁止区域はダメですよ。"そんな所に!"と怒られます)
担当:木村