HOME > ときわ動物園 > 飼育員ブログ > １１月２４日　かんばん！

園内の展示ひとつひとつには、こんな看板（サイン）がついています。
サインをつくるための協議については以前のブログでお伝えしましたが、今日は飼育員がつくっている看板をご紹介！

ときわ動物園のサインは、生息環境を再現した展示や建物に合わせているため、働いているわたしが言うのもなんですが、かなりのおしゃれサイン。

おしゃれサインたち、とってもおしゃれですが...
動物の「種」に関する内容だけ。

ときわ動物園の動物たち一頭一頭の「個」のサインはありません。

でも、日々お客様とお話していて聞こえてくるのは
「赤ちゃんのサルがいるよ！一緒にいるのがお母さんかな？」
「あの子の名前は？」
といった、個体に関することがとっても多いんです。

 

というわけで、個体の看板をつくってみました！

 

まずはハヌマンラングール！

すこし前から設置していたのを気づいてくださった方はいるかな～...

 

室内展示場のこどもたちのはこちら！

 

人工哺育で育っているこどもたちを比較するグラフもつくりました。

 

 

シシオザル！

こちらは休園だった今日設置しました！new！

 

トクモンキーも作成中で、近日公開をめざしています！

 

 

 
個人的には、野生の生息環境を見に行くことと動物園を訪れることとの大きなちがいのひとつは、個を見ることだと思っています。

「リンダってくいしん坊なんだって～！」
「タラと誕生日が一緒だ！」

そんなふうに個に愛着を持って親しんでもらうことは、その種に興味をもってもらうはじめの一歩。

 

 

すこしでも動物たちを見ていただく時間が増え、たのしいものになったらいいな！と思って作った看板、ぜひ見てくださいね～！

担当：かわで