11月14日 生後半年
(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2015年11月14日)
パタスモンキーのマリコ♀、11月12日で生後半年を迎えました。
久しぶりなので経緯を説明します。マリコの母親であるマリ♀は初産だったこともあり、
マリコを抱くことができず残念ながら人工哺育になりました。
マリコをマリのもとに早く戻すことができるように、マリと見合いをしていましたが
マリが過敏に反応し、イライラしてしまっていたためマリとの見合いは一旦中止しました。
一方でパーコ♀との見合いはとても良い感じで進みました。
パーコとマリコは血縁関係がありませんが、毛づくろいをしてくれたり体を舐めてくれたり、よく面倒をみてくれました。
母親以外による育児行動のことを乳母行動と言いますが、
パタスモンキーは血縁関係がなくても頻繁に乳母行動を行うことが多いようです。
生後3週間ほどからパーコとの見合いを開始し、生後1か月半には2頭で同居することができました。
夜間は授乳があるため家に連れて帰っていましたが、その他の時間はほぼ一緒に過ごしていました。
その後はマリコの父親であるパズー♂との見合いを進め、1週間ほど前から3頭での同居訓練をしています。
3頭が並んで座っていることもあり、始めたばかりにしては良い感じかなと思っています。
ですがパズーがかなり接近してくると、マリコはパーコのところへ走って逃げたりと、まだまだ距離はあるようです。
少しずつ距離が縮まっていくことを願います。
マリコの母親であるマリとの見合いがうまくいかなかったので、これからどうしよう...と思っていましたが
パーコの存在がとても大きく、パーコには感謝してもしきれません!
今でもパーコは何かあるとマリコを守ってくれ、マリコもパーコの近くから離れません。
たまにマリコが調子に乗ってパーコの背中に乗ろうとしたり、キックをしていることもありますが...
マリコ、パーコ、パズーの同居が落ち着くと、その次はマリも同じ群れに入る予定です。
みんなが仲良く過ごせる日が来ますように...
担当:むらかみ