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10月13日 パタスの発情
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10月13日 パタスの発情

(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2015年10月13日)

メスのサルは発情するとオスにそれを示すため、発情のサインを出します。種によって違いますが顔や尻の赤みが増すサルやお尻がパンパンに腫れるサルなどがおり、オスはその発情サインを確認して交尾をします。

なかでもパタスモンキーは少し変わった発情のサインを出します。

まずは通常時。♀のサキです。なかなかかわいい顔をしています。

CIMG6608

 

発情すると・・・

CIMG6606

 

CIMG6598

 

笑。

分かりますでしょうか。頬袋をカエルのようにふくらますのです。さらにこの子はなぜか目が半目になります。笑

そして頬袋をふくらましながら腰を低くして歩きます。

CIMG6600

 

はじめにパタスの発情サインと記しましたが、文献等にも書いてないので全てではないかもしれません。少なくともうちでよく発情するメスは同じ行動をとります。なぜこんな発情サインなのかは謎です。

ただこの♀サキ。人工哺育で育っているためか、なかなかオスを受け入れようとしません。

この発情サインを見てすぐにオスが追尾をはじめるのですが・・・

CIMG6591 CIMG6592

 

逃げられます。

どんなに頑張って追っかけても!

CIMG6619

逃げられます。

同じオスとして見ていてとても切なくなります。笑

いつか受け入れてくれる日が来ると担当として願っています。。。

担当:たかし

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