7月19日 チユウキンレンの開花
(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2015年07月19日)
チユウキンレン???
カタカナだとちょっと読みにくいですね。漢字でかくと「地湧金蓮」
実は、4月に「タケノコですか?」というタイトルでブログに載せていました、「タケノコ」の3か月後です。
じゃーん!開花しています。ちなみに4月でお伝えした状態が下の写真
同じ株ですよ。すっかりタケノコではなくなりましたね。開花とともにお客様からの問い合わせも多くなりました。
真上からみるとこんな感じ。和名の漢字の通り「地面から湧き出た金色のハス」に見えますか?
金色に見える花びらのようなものは、実は花びらではなくて苞葉(ほうよう)といいます。本物の花は苞葉の基部に小さく咲いています。
ハスの仲間ではなく、バショウの仲間。英名はチャイニーズゴールデンバナナだそうです。実はバナナほど大きくありません。
中国原産で、紹介されて話題になったのが1999年~2000年に入ってからなのでずいぶん最近ですね。
中国では300日(10か月)咲き続けると言われていますが、日本では寒くなると痛むので、5~6か月くらいの鑑賞期間でしょうか。それでも長いですよね。一枚一枚苞葉がめくれていってちいさな花が咲き続けます。
最後に、テナガザルの水モートに浮かぶスイレンの花(とシン)。まったく種類のちがう花ですが、感じは似ていますよね。
ふつう、和名はカタカナで表記するのですが、この植物の漢字はとてもステキだなぁと開花するといつも思っています。中国語でもそのままです。
担当:むらた