HOME > ときわ動物園 > 飼育員ブログ > 6月16日　こんなところにも動物

と、タイトルをつけましたが、またも植物なんです。

ときわ動物園にはもちろん本物の動物がいますが、そうじゃない動物がいるのはご存知ですか？

動物園入口周辺や出口周辺にいるチェーンソーアートの動物の数々もそうですが、遊園地の観覧車後ろにいる動物です。

トピアリーといいます。木などを刈り込んで形を作ったり、針金などの型に植物を這わせたりしたオブジェのようなものです。

写真のアルパカとテナガザルもいます。今日はこのトピアリーのお手入れをしました。

設置していただいた、株式会社ネバーランドインターナショナル代表の宮崎雅代さんにご指導いただきました。

金網の型と、植物は「キンメツゲ」です。新芽がきれいな金色をしていますのでその名前があります。

金網からはみ出した芽をひとつひとつ麻紐で金網に結んでいきます。今まで自己流で誘因作業をしていましたが、このトピアリーの管理も勉強になりました。動物の形にしていくために色々なコツがありました。

テナガザルのトピアリーの方もみんなで。

ちゃんと整えたら、最後は宮崎さんが丁寧にバリカンで仕上げ。

テナガザルの方も・・・

本日のできあがり

まだまだ骨組みが見えていて全面がグリーンではありませんが、そこは植物が相手。ていねいに管理しながらもう１、２年後には素敵なアルパカとテナガザルにしていこうと思います。こちらの成長も楽しみにしてください。

担当：むらた