5月25日 実 Part1
(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2015年05月25日)
私がブログを担当すると植物の話題が多くなります。今回は動物園の中で見つけた実をご紹介します。
これからもたくさんなりそうなので、Part1とさせていただきました。
まずは、キイチゴの仲間。黄色く熟れて美味しそうです。写真の奥に見えるのはシロテテナガザルの島です。こうやって写真を撮ってるといつもオスのシンが「何してるんだ?」とやってきます。それとも、自分の島にはないので「おいしそう」と思っているのかな?
次はこの写真の実。ご年配の方はすぐわかりますか?小さいとき山でとって食べた~とか・・・(失礼しました)
クワの実ですね。赤色ではなく、黒色になっているのが甘くなっている証。
この写真はハマヒサカキ。枝に小さい実がたくさんついています。
こちらはイヌビワの実。今の段階では正確には花嚢といいます。枝ごとサルに与えるととっても喜んで食べます。ビワの仲間ではなくて、イチジク(無花果)の仲間です。イチジクは漢字の通り、花が無い(ようにみえる)のです。この実が熟して種ができるまでには、イヌビワコバチという昆虫が寄生するのですが、詳しくは省きます。
イヌビワの写真はときわ公園内ですが、その他は新しいときわ動物園の園路で見ることができます。ハチが授粉をお手伝いしていたり、実をついばみに小鳥が来ていたり・・・生息環境展示は園路でもそんな姿がたくさんみられます。探して見つけてくださいね。
担当:むらた