5月14日 8年前の子育て日記
(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2017年05月13日)
8年前の石炭記念館前から見た白鳥湖。まだ春が待ち遠しい頃。
8年前の5月。当時の石炭記念館前のコブハクチョウの様子を紹介します。
画像は1組のコブハクチョウのペア(親)。そばにはヒナが何羽いるかな?
このイカダの中には複数のヒナが団子になって濡れた体を乾かしています。
最初の画像からヒナが増えているのは、1組の親に自分のヒナ以外も育ててもらうための取り組みです。
孵化(ふか)した直後から人が育てる人工育雛(じんこういくすう)だとヒナは人が親だと思ってしまいます。
白鳥の生活のしかたを教えられるのは白鳥の大人です。
カラス避けの対策をした金網の中には縄張りを持つ1組の親鳥しか入れることができないので、
自分のヒナ以外もどれだけの数を一緒に育ててもらえるようにするかを取り組みました。
数日後にはこんなに!何羽いるのか数えてみてね。
正解は...3×(1+2+3)
お尻と後ろ頭しか見えてないヒナが手前のヒナに隠れているの、わかったかな?
担当:ためちか