HOME > ときわ動物園 > 飼育員ブログ > 1月6日　白手と黒手

ついに　"申年"　がやってきました！！

申年のおかげか？お正月、たくさんのお客様にご来園いただきました。ありがとうございます。

シロテテナガザルの島でガイドをすることが多く、シロテテナガザルの説明をする中で『手』の話をすることがあります。

「手足の先が白く、手が長いことからなまえがついているんです。」

「へぇ～」「ホントだぁ～」という反応が返ってきます。

でも中には、「あれ？手のひらは黒いんだね？」と気づかれる方や「他のテナガザルは何色の手？」と言われる方も・・・

では、比べてみましょう！

こちら、比較しやすいシロテテナガザルの『モンジロウ』とボルネオシロヒゲテナガザルの『ジョイナー』

こちらが『ジョイナー』の手↓

こちらが『モンジロウ』の手↓

『モンジロウ』はシロテテナガザルの島にいる『シン』や『ゴロウ』とは違い、体毛が黒いので手足の先が白いのがわかりやすいですね。

手のひらは真っ黒です。そして、木にぶら下がって移動する（ブラキエーション）わりに柔らかいんです。

犬や猫のように厚みはないですが、ぷにぷにしています。

『ジョイナー』が指先も写真に撮らせてくれました！！

手相！？まで・・・

『モンジロウ』と『ジョイナー』は動物園入口左横の第一繁殖棟に、13時頃から16時頃まで

見ることが出来ます。お年寄りなので、体調によっては早く寝室に戻ることがありますのでご了承ください。

ちなみに、テナガザルの『黒手』は第一繁殖棟の少し離れたところに『カール』と『ローズ』がいるので見れますよ！

残念ながら繁殖棟は非公開エリアですが、木々の隙間から覗けますので

シロテテナガザルの島を見られる前や後にくらべてみてくださいね。

担当　西ザキ