HOME > ときわ動物園 > 飼育員ブログ > 11月16日　青・蒼・緑・碧・銀・・・

タイトルの漢字で思い浮かべるものは何ですか？
そう、これです。いわゆる草・・・思い浮かびましたか？

ここのところ、このブログでもよくでてくる牧草です。ワオキツネザルやシシオザルも放飼場に種まきしたとありましたが、こちらはサルのいるところではなく、畑です。畑。牧草畑。

9月の私のブログで種まく人ということで、種まきをお伝えしましたが、約2か月でこんな感じになりました。
どうですか、この青々とした畑。アハハハ～と赤いワンピースをきた少女がヤギと走ってきそう？大の字で寝そべってみたい？

牧草といえば、「牧」がつくのでウシやヒツジやヤギなどの草食動物を思い浮かべる方が多いと思いますが、ときわ動物園はサルやカピバラのために栽培しています。イタリアンライグラスとエンバクです。
この若々しい柔らかそうな草、サルたちも大好きです。

クロザルのチチ。牧草だけ集めて両手に握りしめてます。ハハやココを押しのけていつも独占です。

ニホンザルのアト。他にもヨモギやクローバーやスイバなんかの野草もあるのに、牧草だけ集めて握りしめてます。

このように、サルたちのために畑に種をまき、放飼場に種をまいたりしている飼育員です。おいしそうに食べている動物たちを見るのがなによりです。

担当：むらた