11月12日 デビューしてます
(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2016年11月12日)
今日は、陽射しがぽかぽかと温かい、小春日和でしたね。
ちょうど午後になると、ふれあい広場には暖かな陽が差し込むので、ウサギもモルモットも、とっても気持ち良さそうにしていました。
思わずカピバラ顔になってしまう子も...。
「あったかい...。」
そんなふれあい広場で、実は今日、モルモットがこっそりふれあいデビューしていました。
モルモット(イングリッシュ種:もっともポピュラーな種です)の親子2組。
「りぼん(左奥)」、「はなわ(右奥)」、それぞれの子どもの「ひー(左前)」、「みー(右前)」です。
みー、ひーは6月末生まれで生後4か月、ということを説明すると、よく「じゃあまだ赤ちゃんだね」と言われるのですが、実は少し違います。
動物の大半は、私たち人間の何倍も早く歳をとります。
モルモットも、その寿命は6~8年と短く、その分成長速度がとても早いのです。
生後2日ほどで親と同じものを食べられるようになりますし、生後1か月もすれば繁殖可能な体になります。
なので、見た目はまだ親よりも一回り小さいのですが、中身は立派な「おとな」なんです。
そんな「おとな」な4匹ですが、まだまだふれあい慣れしていないため、ちょっとしたことで怯えて、逃げてしまいます。
ふれあい広場にお越しの際は、他のウサギ・モルモットにも言える事ですが、無理やり追いかけ回したりせず、そっと、低い位置から手を伸ばして、優しく触れてあげてください。
触り方に不安があったら、飼育員も付いていますので、相談してみてください。
ちなみに、先日から「ふれあい」ではないのですが、「展示」として一足お先にデビューしているモルモットもいます。
アビシニアン(全身につむじがある種)の親子です。
母親が3匹と、それぞれの子どもが6匹。子どもたちは7月に生まれました。
今日デビューした、りぼんたちよりも、まだまだ人に慣れていないため、「ふれあい」のデビューはもう少し先になりそうです。
デビューしたての、初々しいモルモットたちに出会えます。
寒くなってきましたが、ぜひふれあい広場まで足をのばしてみてください。
「あったかい...。」
担当:川本