7月4日 大変身!劇的ビフォーアフター2
(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2024年06月29日)
みなさんこんにちは
以前、アルパカのタックの毛刈りについてブログでお話ししました。
今回は、娘のソニアとアルバも毛刈りを終えたので、そのお話をしていこうと思います!
こちらは2頭のビフォー写真。モコモコです。
まず、妹のアルバを6月4日に毛刈りしました。
昨年はモヒカンスタイルだったアルバ、今年は可愛くしてみようということでハートマークを作ることにしました。
バリカンの扱いは慣れてきましたが、複雑な形を作るのは初めてです。
ハートを作るところを大まかに残し、毛刈り鋏で毛を短くしてから小動物用のバリカンを駆使して仕上げました。
そうして、初めての試みで緊張の毛刈りが終わりました。
それではご覧いただきましょう。
なんということでしょう!!
モコモコなぬいぐるみボディーがすらりと華奢なバンビボディーに!
なんとハートはからだの両側についています!
ときわ動物園にいるアルパカの中で一番小さいからだなので、そのサイズ感とハートマークのコラボレーションでアルバの人気に拍車がかかるの待ったなし間違いなし!!
そしてアルバもタック同様、獣医さんに歯をトリミングしていただきました。
匠の技が光ります。
刈れた毛は全部で2㎏。タックよりもはるかにからだが小さいですが、刈れた毛はタックより多かったです。
涼しくなって良かったね!
アルバの毛刈りで確かな手ごたえを感じながら迎えた6月8日、この日はソニアの毛刈りを一般公開で行いました。
一般公開の毛刈りは、アルパカ放飼場で行うため、人もアルパカも熱中症にならないよう時間との勝負です。
毎年雲一つない晴天に恵まれることでときわ内でお馴染みの毛刈りの一般公開ですが、今年は程よく雲がかかり、例年稀に見る毛刈り日和でした。
たくさんの来園者の方に見守られながら刈り進めていきます。
ソニアは首元にフケの塊がついており、衛生管理上、顔の毛も刈ることに。
刺しバエ(血を吸うハエのこと)対策のために一度も毛を刈っていなかったので、長年の汚れが溜まってしまっていたようです。
顔にバリカンを入れるという、またまた初めての試みで緊張しましたが、無事短時間で毛刈りを終えました。
それではご覧いただきましょう。
なんということでしょう!!
顔周りがスッキリし、大きなからだも相まってラマのようになりました!
正面から見ると顔が逆三角!
耳の大きさが際立っています!
刈り取った毛は全部で2.5㎏!圧巻の刈りごたえに納得です!
さて、これで今年のアルパカの毛刈りを無事に終え、あっつ~い夏を迎える準備ができました!!!
みなさんも夏を迎える準備を整えて、動物達と一緒に乗り越えていきましょう!!
刈りたてのアルパカを見られるのは今だけ!暑さ対策をしっかりして、遊びにいらしてください!
担当 井上