6月17日 カエデ、すくすく成長中
2020年1月13日。偶然にも成人の日に、当園でジェフロイクモザルの赤ちゃんが誕生しました。
名前は公募を経てカエデに。クモザルはちょっぴり性別を見分けるのが難しいのですが、その後♀だと判明。
そんなこんなで新たにときわ動物園の一員となったカエデですが、なんと一ヶ月後には0.5歳になります。時間が過ぎるのは本当にあっという間ですね!
【生後2週間ほどのカエデ。ずっとアカネに抱きついて離れない】
肌を刺す寒気が手厳しい冬の只中に生まれ、体調を崩さないかハラハラしたものですが、母子ともに平穏無事に過ごしてくれてひと安心。
【気になるナニカを覗き込もうとしているカエデ】
母親のアカネにずっとしがみついたままだったカエデも、最近はアカネから離れて寝室をウロウロするようになりました。
動きも随分しっかりしてきて、成長しているんだなとしみじみ実感。
好奇心がとっても旺盛! アカネが食べているものを羨ましそうに手を伸ばしたり、知らないものを触ってみようとしてみたり。
【筆者に気づいてアカネの背中に戻ったカエデ】
さすがに独りで島を行き来することはまだまだ難しそうですが、これはクモザルらしく木々を縦横無尽に駆け回る日も遠くなさそうかな?
【すごく近くに来てくれたアカネとカエデ】
現在、フタユビナマケモノが展示されていたガラスビュー寝室を使って、以前より近い距離でクモザルたちを観察できるようになりました。
午前中は母親のアカネとカエデを、午後は父親のハルと兄のモミジを見ることが出来ます。(悪天候などによって変更する場合あり)。
すくすく成長していくカエデの姿、見守っていただけたら嬉しいです。
担当:豊田