フクロウ
鳥網 / フクロウ目 / フクロウ科 / 学名 Strix uralensis hondoensis / 英名 Ural owl
ユーラシア大陸北部から日本に広く分布し、温帯から亜寒帯にかけての針葉樹林、落葉樹林などにくらし、一年中ほぼ同じ地域にすむ夜行性の留鳥です。樹の洞に巣をつくるため、自然の林だけでなく、大木があれば社寺林や公園などでもみられます。直立した姿勢と、平板で大きな顔と大きな目が特徴です。大きな顏はえもののかすかな音をとらえる集音器の役割をはたし、夜のわずかな光でえものをみつけます。風切り羽の縁のやわらかい羽毛が羽音をよわめ、ほとんど音をたてずにえものにちかづくことができます。するどいカギ爪でつかまえて、ネズミや小鳥などをたべます。