ときわ公園は面積約100haにおよぶ常盤湖を中心に広がる緑と花と彫刻に彩られた総合公園で、山口県初の「登録記念物(名勝地関係)」に登録。さらに、平成28年に常盤湖が「世界かんがい施設遺産」に登録されています。
広大な園内は四季折々の自然美に彩られ「日本の都市公園100選」や「さくら名所100選」・「美しい日本の歩きたくなるみち500選」、しょうぶ苑が「池坊花逍遥100選」にも選ばれているほか、NHKが募集した「21世紀に残したい日本の風景」で、総合公園としては全国で第1位にランキングされました。
東京ドーム40個分の広大な園内には、3千5百本のサクラや2万株のハナショウブ、アジサイ、ツツジなど様々な花が楽しめ、また、"市民みんなでつくり育てる"をコンセプトにした「花いっぱい運動記念ガーデン」では、バラやハーブなどが四季を通じて癒やしの空間を演出しています。
また、ときわミュージアム「世界を旅する植物館」では、原産地の植生を再現した8つのゾーンに特徴的なシンボルツリーを植栽し、世界を旅するように珍しい植物や花、果実に出会えます。
園内では、世界で最も歴史のある野外彫刻の国際コンクール「UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」を2年に一度で開催しています。半世紀を超えるコンクールの受賞作品など約百点の彫刻作品を常設展示している園内では、豊かな自然とアートが調和した美しい景観を堪能できます。
平成28年3月にグランドオープンし、国内で初めて全園に生息環境展示を取り入れた「ときわ動物園」では、シロテテナガザルなど霊長類を中心に、自然に近い姿で動物たちを観察できるほか、動物や環境について学ぶ体験学習館「モンスタ」も併設しています。
ときわ公園内にある総合レジャーランド。観覧車やメリーゴーランド、スリル満点のアモーレエキスプレス、立体迷路ときわラビリンスなど、子供から大人まで楽しめるアトラクションがいっぱい。毎年冬には全国から注目を集める市民参加型のイルミネーションイベント「TOKIWAファンタジア」を開催。
日本初の石炭記念館では、宇部市発展の礎となった石炭産業を後世に伝えており、記念館のシンボルとなっている展望台はかつて炭鉱で実際に使用されていた立坑櫓(たてこうやぐら=坑夫を昇降させ石炭を搬出する施設)を利用しています。
カルチャーホールや休憩施設、キャンプ場など、文化活動から体験・アウトドア施設まで自然を満喫できる各種施設が園内に設置されています。また、再生可能エネルギー発電整備など、新技術の導入を積極的に行い来園者への普及啓発の場として整備を行っています。この取り組みが平成24年度に「ときわ公園次世代エネルギーパーク」計画として認定を受けています。