炭都・宇部の歴史を今に伝える、日本初の石炭記念館
石炭記念館ブログ
最近のエントリー
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- 屋外展示場にある「人車」がこのたび修復されました!(05/13)
- この度、市制施行100周年記念式典において当館にゆかりのある方々が市政功労者として表彰されました(11/02)
- 石炭記念館 見どころ紹介!⑦ 「宇部炭田の発明品[その3]~牛蒡木固~ 」(06/20)
- モデル坑道完成50周年!(10/30)
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- 石炭記念館 見どころ紹介!⑤ 「宇部炭田の発明品[その1]~南蛮車~ 」(05/16)
- 石炭記念館 見どころ紹介!④「木下幸吉さんと炭鉱(ヤマ)の歌」(05/08)
- 石炭記念館 見どころ紹介!③「モデル坑道」(05/01)
- 石炭記念館 見どころ紹介!②「展望台[その2]~ 展望デッキ編 ~」(04/24)
年別一覧
令和元年、石炭記念館は開館50年を迎えます!
平成から令和へ。本日、新しい時代を迎えました。
その記念すべき年となった2019年、この宇部市石炭記念館も開館50年という節目の年を迎えます。
当館は石炭が基盤となって栄えてきた宇部の歴史を振り返り、石炭のもたらした多大な恩恵に感謝するとともに幾多の貴重な文献機材を永く後世へ伝えようと1969年(昭和44年)11月1日に日本初の石炭記念館として誕生しました。
建設費用は県や市および炭鉱関係者をはじめ多くの市民の寄付金によるものです。石炭記念館の建設は宇部炭田閉山からわずか2年後のこと。エネルギーの主役が石炭から石油へと移り変わる時代、閉山したばかりの宇部にとって多少なりとも混乱があったころだと想像されますが、それを成し遂げることができたのは、宇部の人たちが炭鉱と共に生き、その証しを後世へ伝えたいという思いが大きかったからだといえるでしょう。
先人から託されたこの思いを大切にしながら次の時代へとつないでいく。そのためにも多くの方にご来館いただける石炭記念館になれるよう、大いに盛り上げていきたいと思っております。
令和元年、そして開館50年を迎える宇部市石炭記念館を、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。