炭都・宇部の歴史を今に伝える、日本初の石炭記念館
石炭記念館ブログ
最近のエントリー
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- 屋外展示場にある「人車」がこのたび修復されました!(05/13)
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- 石炭記念館 見どころ紹介!④「木下幸吉さんと炭鉱(ヤマ)の歌」(05/08)
- 石炭記念館 見どころ紹介!③「モデル坑道」(05/01)
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2024年(令和6年)を振り返って
担当者がふと思い出し、気まぐれに更新される「石炭記念館ブログ」。今回は年末ということでこの2024年(令和6年)に石炭記念館で起こったことを振り返ってみたいと思います。
今年もさまざまなことがありました。
2月には、当館で長らく炭鉱の語り部ボランティアを務めていただき昨年12月に亡くなられた、元炭鉱マンで歌人の木下幸吉さんのご遺族から、木下さんが炭鉱マン時代に使用していた仕事道具など30点ほどを寄贈していただきました。
寄贈いただいた資料の一部は、現在、1階エントランスに設置している木下さんの追悼コーナーで見ることができます。
6月から7月中旬までは、石炭記念館に隣接する市道の歩道設置工事のため、石炭記念館へ行くための一番最寄りのルートである、ときわ公園正面入口~石炭記念館の間にある地下道が全面通行止めとなりました。
この期間、ご来館された皆さまには園内をぐるりと迂回していただくことになり、大変ご迷惑をおかけしました。
ようやく園路の通行止めも解除され、これからたくさんの方々をお迎えできると思っていた矢先の8月。展望台(展望櫓)の部材の一部の落下が見つかったことから安全性が確保されるまで臨時休館となり、また、それに伴って屋外展示場を含むエリアも立ち入りも制限することになりました(先日12月21日、無事に石炭記念館も再開し、屋外展示場の立ち入り制限も解除となりました!)
8月3日から12月20日まで、およそ4か月にわたった臨時休館でしたが、その間も館内ガイドの代わりに出前授業を行なったり、クリーンコールデー実行委員会が主催する石炭の日(9月5日)のPR活動や、10~12月にかけて毎年の恒例の連続講座「炭鉱の語り部講座」を全3回、ときわ湖水ホールで行うなど、石炭記念館の活動は継続的に実施しておりました。
そして、実は今年2024年(令和6年)、石炭記念館は開館55年という節目の年でもありました。
開館記念日となる11月1日は、残念ながらまだ臨時休館中だったためひっそりと迎えることになりました。そんな節目の年であった今年の石炭記念館は文字どおりGo Go(55)とはいかなかったですが、来年は今年できなかった分もGo Go(55)な年になれば良いなと思っております。
改めまして今年、ご来館いただいた皆さまも、思いかけずの臨時休館でご来館が叶わなかった皆さまも、大変お世話になりました。また、来年も引き続き、石炭記念館を応援してください!
では、皆さまどうぞ良いお年をお迎えください!!