ヒゲのような部分
熱帯アジアゾーン ヒスイカズラの棚の下で、タッカ インテグリフォリアが見頃を迎え始めました。(写真7月18日)
7月10日時点では下の写真のような状態でしたが、1週間ほどで大きく開いてきました。
大きく開いた白い部分は「苞(ほう)」です。
濃紫色の部分は「花(つぼみも含む)」で、ヒゲのような部分は「花をつけなかった未発達の花柄(かへい)」だそうです。
この写真は昨年のものですが、濃紫色の花がたくさん開花しています。
今年も、これから順次開花していくと思いますので、みなさんお楽しみに。
ちなみに、熱帯アジアゾーンにはヒスイカズラ棚下以外にもタッカの仲間が植栽されていますよ。
開花していると目立つと思いますので、ぜひ探してみてくださいね。
熱帯アジアゾーンでは、サガリバナの開花も始まりました。
一晩限りのはかない開花のため、開館時間には写真のように下に散っていることが多いのですが、運が良ければ残った花を見ることができるかもしれませんよ。
蕾もたくさん付いて開花を待ち望んでいます。
ちなみに、サガリバナの開花時に無数についたヒゲのような部分は雄しべです。
花が散った後に、1本だけ残っているのが雌しべです。
これは昨年の夜間開花時の写真ですが、華やかに開いた雄しべが、まるで花火のようで綺麗ですね。
今年は8月9日からチームラボおよび夜間開館が始まりますので、みなさんにサガリバナの開花もご覧いただけると嬉しいです。