市内の中学校で特別授業
(カテゴリ:彫刻) (投稿日:2016年12月15日)
ときわミュージアムでは、市内の小中学校を対象に彫刻の特別授業を実施しています。
先週は市内の中学校3校で授業を行いました。
授業の内容は、学校の先生と学芸員が打合せを行い、
それぞれの学校の特色や人数にあわせた授業を実施しています。
こちらは、ときわミュージアム分館で春に開催したUBEビエンナーレ作家の企画展
「だって夢中なんです!」を参考に、生徒がグループになってオリジナルの企画展を考える授業です。
企画展の会場は学校の廊下に設定し、作品をどうやったら鑑賞者に楽しんで見てもらえるのか、
作品のコンセプトや、ライティング、鑑賞者の導線まで含めて考えて行きます。
こちらは、UBEビエンナーレ出品作家の谷口顕一郎さんを講師に迎えた、
学校の廊下や壁、敷地内にある「凹み」を探して作品にする授業です。
写真は、現在台湾に滞在中の谷口さんから送られてきたビデオレターを見ているところです。
これから3学期にかけて、凹み彫刻をつくっていきます。
こちらは、作品のタイトルから彫刻作品を想像する授業。
写真の作品のタイトルは「アフターアップル」。
「アフター」という意味の捉え方は、生徒によって様々でした。
スケッチ完成後は、実際の作品を鑑賞します。