バンジロウ切ってみました。
(カテゴリ:植物) (投稿日:2020年08月14日)
皆さん、こんにちは!
今日は熱帯アメリカゾーンからテリハバンジロウとキミノバンジロウをご紹介します。
先日まで「ちょこっとクイズ」の問題になっていたり、4月のブログでお花のご紹介をしたり(前回のブログ)していましたテリハバンジロウですが、現在実が赤く色付き見頃を迎えています。
テリハバンジロウ
こちらは、実が黄色くなるキミノバンジロウ。テリハバンジロウの奥の方にあります。
キミノバンジロウ
バンジロウって何?と思われるかもしれませんが、これは和名でグアバのことを指します。漢字だと「蕃石榴」と書き、外国から来た石榴(ザクロ)に似た実という意味です。グアバはとても傷みやすいので、フルーツとして日本で売られていることはほとんどありません。ジュースなどの加工品として輸入されることが多い果実です。
なので、実際に実がなっているのを見られるのは植物館ならでは!なのです。
今日は、この2つの実を切ってみました。
実の形を見ると、確かにザクロに似ています。中にもタネがたくさん入っています。
赤い実のテリハバンジロウの方は、英名で「ストロベリーグアバ」とも呼ばれているのですが、その名のとおりイチゴのような香りで、黄色い実のキミノバンジロウは、トロピカルフルーツのような少し酸味のある甘酸っぱい香りがあります。
当館では、基本的には植物に触ることが出来ませんが、色の変化などは十分に楽しめますので、ぜひ見つけてみてくださいね。
また、夏休み限定で行っている「ちょこっとクイズ」も残りわずかとなりました。クイズに答えていただいたらちょこ探の過去カードをプレゼントしています。最後のクイズになっていますので、ぜひ植物館へお越しいただきチャレンジしてみてくださいね。