オウゴンココヤシ 実の中に・・・
(カテゴリ:植物) (投稿日:2020年01月08日)
今月29日(水)に開催するワークショップ「麻ひもとココヤシのカップを使ってプラントハンガーを作ろう!」は皆さまから多数のお申し込みをいただき定員で締め切りとなりました。ご応募いただいた皆様、ありがとうございます。
今回のWSは、麻ひもをマクラメ編みしてプラントハンガーを作るというものですが、何か植物館らしさを付け加えようという意見がありました。
そこで採用されたのが、熱帯アジアゾーンにあるオウゴンココヤシのカップを付けよう!というものでした。
熱帯アジアゾーンにあるオウゴンココヤシ
収穫されたオウゴンココヤシの実は木の下に展示していることもあります。(時期によってはご覧いただけない場合もございます)実の中にはココヤシジュースも入っていますので、機会があれば持ってみてくださいね。
今回は以前収穫された実を解体して使用することとなります。
上記写真は昨年5月にブログでも掲載した解体の様子です。まだ乾燥しきっていなかったのでココヤシジュースもしっかり残っていました。中の果肉部分も白くてきれいですね。
そしてWSのためさらなる解体をコンシェルジュのKさんが頑張ってくれました!今回はさらに乾燥がすすんだものだったため、中にジュースは入っていませんでした。解体はノコギリや小型のバールを使い大変な労力を使います。(Kさん、ありがとうございます!)
解体したココヤシの中には、ご来館の皆さまに展示していた実もあります。じつはその実のひとつの中にびっくりするものが入っていました。
この黒いもの何だと思いますか?
恐らくこれはココナッツの果肉が丸まったものと思われます。館内で展示中、ご来館の皆さまが実を手に持ち、振っておられることがあります。何度も繰り返し振られたことで、どうやらココナッツの果肉がお団子のように丸まったようなのです。中を開くと突然黒い固形のものが入っており、コンシェルジュのKさん相当驚いたようです。
プラントハンガーの中に納まっているココヤシカップ
エアープランツを飾るのも良いですね。
今月13日(月・祝)に開催されるショコラティエによるカカオ講座~知られざるチョコレートの秘密に迫る~にはまだ空きがございます。こちらはビーントゥバー、カカオ豆からチョコレートを作られている「Patisserie&Cafe tete」のショコラティエの方を講師にお招きして開催する講座で、今回で2回目となります。ショコラティエによるチョコレートのテンパリングを実際にご覧いただける貴重な体験も出来ますよ。また産地の違いによる試食も出来ます。この機会に是非ご参加下さい!詳しい内容はときわミュージアムのホームページをご覧ください。ご参加お待ちしております。