魅惑の果実「バンレイシ」
(カテゴリ:植物) (投稿日:2019年09月14日)
皆さん、こんにちは!
本日は、日本ではあまり馴染みのないフルーツ「バンレイシ」についてお伝えしたいと思います。
当館の熱帯アメリカゾーンに植栽されているバンレイシですが、現在、実がすくすくと生長中です。
ピンポン玉より少し大きいくらいになりました。
実の表面がお釈迦様の頭にも見えることから「釈迦頭(シャカトウ)」とも呼ばれています。
表面がブツブツとしていて変わった見た目をしておりますが、果肉は白くて糖度がかなり高く濃厚で魅惑的な味です。
東南アジアや中南米ではよくスーパーや市場で売られておりますので、機会がありましたら是非味わっていただきたいフルーツのひとつです。
ちなみに本日ご紹介したバンレイシの近縁種で「チェリモヤ」というものと、バンレイシとチェリモヤを掛け合わせたもの「アテモヤ」というものがありますが、この二つも同じくバンレイシ科のフルーツで、糖度が高く大変美味しいです。私はチリの市場で購入したチェリモヤとブラジルのスーパーで購入したアテモヤの味が忘れられず、いつかもう一度味わいたいと思うほど大好きなフルーツになりました。もし東南アジア方面や中南米方面へ行かれるご予定がありましたら市場などを覗いてみてくださいね。新しい味に出会うのはいつだって楽しいものです。
※お願い※
当館のバンレイシは観賞用です。多くのお客様にどんな実なのか、またどんな植物なのか見て楽しんでいただく為に、植物管理のスタッフが大切に育てています。くれぐれも取って食べてしまわないようにお願いいたしますね。