ジョウリョクモミジ
(カテゴリ:植物) (投稿日:2019年06月19日)
植物館中庭 中国・アジアゾーンの奥、タイワンソテツの左隣にあるジョウリョクモミジに近づいてみてください。
この木は「モミジ」と名前がつくとおり、カエデ属の木です。
しかし、私たちが「モミジ」や「カエデ」と聞いて想像する木とは葉の形が全く違います。
そして、「常緑」と名前がつくだけあって、秋になってもほとんど紅葉しません。
しかし今、変化があらわれています。
そっと覗いてみると、こんなに可愛らしい赤い果実をつけていますよ。
(写真は2つの果実がくっついている状態です。)
この果実は脱落すると回転しながら風に乗って運ばれていきます。
こちらの写真は、植物館の外、ロックガーデンのモミジの果実です。
小さくて緑色ですね。
そして、中庭 中国・アジアゾーンのジョウリョクモミジに戻って新芽を見ていただくと・・・
新芽が少し赤く色付いています!!
「モミジ」ではあるけれども、一般的なモミジとは少し違う特徴を持ち合わせているようです。
みなさんも、この少し変わったモミジをじっくり観察してみてくださいね。