大きなわらび
(カテゴリ:植物) (投稿日:2018年04月05日)
この季節になると毎年必ず、わらび採りに出掛けます。
出掛けると言っても、家の近くにたくさん生えているのですが(笑)
そして翌日、職場に行き、温室内で出会うこの植物を見て思うのです。
『大きなわらび』
そう思うのは私だけではなく、ご来館くださるお客さまも一緒です。
「大きいですねぇ。わらびみたい!!食べられるのですか?」
と。
熱帯アジアゾーンに3株植栽されているヒカゲヘゴ。
新芽は確かにワラビやゼンマイのよう!
それもそのはず、このヒカゲヘゴはワラビやゼンマイと同じシダの仲間なのです。
春に限らず、新芽は出てきますが、この季節に見ると、
いつも以上に美味しそうに見えるのは私だけでしょうか?(笑)
実際、ヒカゲヘゴは食べることができるようです。
日本では沖縄などに自生しており、新芽を生で食べたり、天ぷらにしたりして食べるそうです。
これ一本でわらび何本分あるのでしょうね!
かなりお得感があります!!
ヒカゲヘゴは根茎が立ち上がる木性シダで、世界の熱帯から亜熱帯に分布しています。
中庭・オセアニアゾーンのディクソニアも木性シダです。
そして、ときわミュージアムのヒカゲヘゴは以前、テレビにも出演した有名なヒカゲヘゴなのです!
この丸い部分、葉が落ちた後に出来るのですが、これが人気の理由。
昔、木こりがこの"小判に似た"丸い部分を触り、お金持ちになったという言い伝えがあることから、
金運アップの幸運の植物とされています。
宇部市では宝くじがよく当たる➡ヒカゲヘゴのおかげ?
ということで、有名になったミュージアムのヒカゲヘゴ!!
大きなわらびのような"くるくる"の新芽を探してみてくださいね(^-^)
植物栽培スタッフ