一足早い新生活!(ロックガーデン)
(カテゴリ:植物) (投稿日:2018年03月27日)
館内で続々と咲き始める花や、どんどん伸び始める新芽、
そして作業の途中に厚いパーカーや上着を脱ぎ捨て
その辺の出っ張りに引っかけておく栽培スタッフの面々など...
様々な場面で、すっかり春だなあと感じ入ることが増えました。
もう三月も終わりですね。
進級や進学、異動など、来る四月に備えて
色々な事を畳んだり広げたりする時期でもあります。
忙しい季節ではありますが、こんなときこそ手軽で身近な緑のオアシス、
ときわミュージアムへどうぞお越しください。
さて、年度末に奔走する人間を尻目に、
ロックガーデンに生育する植物たちは
すでに「新生活」をスタートさせています。
ケイオウザクラ(啓翁桜)
カンヒザクラ(寒緋桜)
4月1日には毎年恒例のさくら祭りが開催されますが、
ソメイヨシノに先駆けて咲いているのがこちらの二種類。
ケイオウザクラはもう終わりかけですが、カンヒザクラは見頃です。
サンシュユ
後ろに見えるのは憩いの家とぼたん苑。
ロックガーデンへはぼたん苑側からも入っていただけます。
バイモ 別名:アミガサユリ(編笠百合)
うつむいた花を覗き込むと、美しい網目模様を見ることができます。
ミツマタ(三叉)
今がちょうど満開の見ごろです!
イカリソウ(碇草、錨草)
花の形が特徴的です。
黄花のものも生育していますが、咲くのはもう少し先でしょうか。
ジンチョウゲ(沈丁花)
甘い良い香りを漂わせているのは、この花です。
桃花のものと、白花に斑入りの葉のものが生育しています。
ユキワリイチゲ(雪割一華)
ロックガーデン奥の斜面の下あたりに生育しています。
日が高い時間帯ほどきれいに咲いていますので
ご覧になる時はお早い時間に。
山へ出かけて自分で探そうと思うとなかなか時間と気合の必要な山野草も
ここでは狭い範囲で一挙にご覧いただけます。
これからさらに暖かくなり、夏が来るにつれて
見所はどんどん増えていきます!
どうぞご期待ください!!
植物栽培スタッフ(S)