ときわミュージアム流「バラ栽培 冬剪定編」
(カテゴリ:植物) (投稿日:2018年02月12日)
立春は過ぎましたが、寒い日が続きますね。
今朝の雪にはびっくりしました!
ときわミュージアムでは、バラの剪定を行っています。
強い切り戻しは休眠している冬の時期に行います。
ポイントは?
思い切って切る!!
えっ、そんなところまで切るの?
という声も聞こえてきそうですが、特に鉢植えや、ハイブリットティなどは、
思い切って切戻しましょう。
鉢は根が伸びるスペースが限られるため、短く切った枝に養分を集中させ、
いい花を咲かせます。
【剪定前】
【剪定中】
【剪定後】
枝を残しすぎると、ひとつの芽に対する養分が分散してしまうため、
貧弱な花になりがちです。
ハイブリットティは花茎が伸びるため、高い位置で切り戻してしまうと、
目線より上で咲いてしまいます。
(四季咲き性なので、2番花以降もそれより高い位置で咲いてしまいます。)
ただし、四季咲きの品種に限ります。
原種、オールドローズなどの一季咲き品種は、
強い切り戻しをしてしまうと花芽を切り落としてしまうので気を付けてくださいね。
2月中旬くらいまでには剪定作業を終わらせましょう。
株の内側にあり、日が当らなく弱っている枝や、
古くなった枝を元から除去し、若い枝に更新しましょう。
いい芽のある位置まで切り戻します。
こんなにすっきり!!
完了!
春の開花をイメージしながら剪定するのは楽しいですよ!
植物栽培スタッフ(日本バラ会インストラクター)