お~!イトスギじゃぁ!
(カテゴリ:植物) (投稿日:2017年12月22日)
16世紀の韓国の女流書画家がモデルの長編韓流ドラマを見終わりました。最終回は、イタリアのトスカーナ地方で撮影されたもの。その最後の最後に主人公が並木道の真ん中を歩くのですが、その並木道の木が当館(ヨーロッパゾーン)にもあるイトスギなのです。ネットで、イトスギを画像検索すると最初に出てくるような著名なイトスギの並木道。
こうなると、職業病が出てきます。ドラマそっちのけで、「外観からしてミュージアムと同じ品種だな。主人公の身長が170㎝としてその○○倍なので、樹高○○㎝。一年に○○㎝伸びるであろうから、樹齢○○年だな。この樹高にしてなお、裾は広がらないな」・・・等々。
ほとんど観察会ですね。でも、これはこれで楽しいものです。
さて、熱帯アジアゾーンで、ユニークなつる性植物が開花しました。「ツンベルギア マイソレンシス(キツネノマゴ科 インド西部)」です。キツネノマゴ科の花は、ユニークなものが多いのですが、本種もかなりユニークです。花の内側は濃い黄色、外側は赤褐色で、このコントラストが美しく良く目立ちます。花は、大きく口を開いて叫んでいるよう。赤褐色の部分は、苞です。さらに成長すると総状花序をたくさん出してきますので、もっともっと見ごたえが出てきますよ。場所は、熱帯アジアゾーンの旧展望デッキの手すりです。(D)
場所は旧展望デッキです。手すりの裏側も見てね。
次々に開花しますよ。
こんなに口を開けなくてもよかろうにと、思ってしまいます。