間もなく開花! 雷神
(カテゴリ:植物) (投稿日:2017年09月20日)
職員他関係者が、今か今かと開花を待ち望んでいる植物があります。
北中米ゾーンの「雷神(Agave potatoum リュウゼツラン科、メキシコ)」です。間もなく、数十年に一度咲くと言われる雷神の貴重な開花を見られそうです。長年、ときわミュージアムのサボテン他多肉植物に携わってきた職員も見たことが無いと言う雷神の開花です。
何十年に一度の開花と言えば、百年に一度咲くと言われるセンチュリープランツの「サイザルアサ(キジカクシ科)」が3年前の2014年5月3日にときわミュージアムで開花しました。それ以来です。
雷神の花は、「神の花」とも呼ばれ、開花した雷神を見ることができれば雷神の力を得て幸せになるという伝説があります。開花すれば、雷神は枯れてしまいます。開花まで何十年もかけ、開花すればその株の命は絶えます。ただ、子株を残しますので、命はその子株に伝えられます。壮絶な人生ですね。
開花すれば、またお知らせします。(D)
花茎の先端
間もなく開花しそうなつぼみ
雷神
株元から花茎の先端まで約2mあります。
2013年5月3日に開花したサイザルアサ。
花茎は、8mくらに伸びました。