亀?象? どっちを想像する?
(カテゴリ:植物) (投稿日:2022年11月12日)
皆さん、こんにちは。
今日のブログはアフリカゾーンで展示がはじまった「亀甲竜」をお届けします!
Dioscorea elephantipes
亀甲竜(キッコウリュウ)
ヤマノイモ科
この植物の特徴は何と言っても、ゴツゴツとした塊根部分なのではないでしょうか。
土の中で塊根が形成され、大きくなってくると塊根の上部が徐々に土から出てきて、このようにひび割れた部分が見えるようになるんです。
ひび割れた見た目が亀の甲羅のようであることから、和名「亀甲竜」の由来になったと言われています。
亀の甲羅に例えて名前をつけた日本人ですが、イギリス王立植物園の資料では「Elephant's foot yam」という通称名の記載があり、象のskinに似ていることから一般的に親しまれている名前として紹介がありました。
国によって想像する動物が違うのはおもしろいですね。
ただ資料の中には塊根部分を亀の甲羅みたいと表現しているところもあったので、共通認識でもあるようです。
当館へお越しの際は、アフリカゾーンで「亀甲竜」を探してみて下さいね。
お待ちしております!