香りの先には
(カテゴリ:植物) (投稿日:2022年09月14日)
皆さんこんにちは。とても良いお天気ですね!
温室内を歩いていると、ふと何かが香ることがあります。今日はそんな香りをたどって、香りの先にある植物をご紹介しますね。
まずは熱帯アジアゾーン。温室の入口を抜け進んでいくとフルーツのような不思議な甘い香りが...
チャボイランイラン
レモンのような黄色い花弁がリボンのようにくるくると垂れ下がっています。イランイランは香水やアロマオイルの原料となるお花で、タガログ語で「花の中の花」という意味だそうです。
そして館内通路のトンネルを抜けてすぐの熱帯アメリカゾーン。夏休みから展示していました甘~いバニラビーンズのすぐ隣に、新しくスパイシーな香りが!
オールスパイス
おうちに常備されている方も多いことと思います。スーパーなどではコショウやオレガノなどと一緒にスパイスとして売られていますね。スパイスとして販売されているのはオールスパイスの果実を乾燥させたものですが、葉っぱも同じくらいの強い香りを持っているんですよ!
オールスパイスのすぐ前に展示してあります
そしてこのすぐ近くでは甘酸っぱい強い香りが...
オオミバンジロウ
オオミバンジロウ=グアバです。黄色く熟した果実は強い芳香を持ちます。個人的には熱帯のグレープフルーツ的な⁈良い香りだなと思っていますが、お子さんには大概イヤな顔をされます...。なぜなんでしょう?
香りは好みがはっきりわかれますよね。植物館の中はたくさんの香る植物でいっぱいです。みなさんの好みの香りを探してみてくださいね!