めったに見れない花の開花をご紹介しましょう
(カテゴリ:植物) (投稿日:2017年05月25日)
「これは枯れ草がぶらさがっているのではありません。」
ガイドする時、100%このような出だしになります。
サルオガセモドキ(パイナップル科 東アメリカ)です。解説しなければ、枯れ草が木々にぶら下がっているようにしか見えないでしょうね。
このサルオガセモドキに花が咲きました。と言っても、花径数mmで、色も黄緑なので、ほとんど気付かれる方がおられません。開花中の表示をしても、'花が終ったのにまだ開花中の表示がされている'みたいに思われるだけでしょう。
南アメリカゾーンに入ってすぐ右手にぶら下がっているサルオガセモドキです。近づいてよ~く見て下さいね。
ついでにもう一つ、今が旬な変な植物をご紹介します。
リトープス(ハマミズナ科 アフリカ)です。只今、脱皮中です。リトープスは、周囲の地質に合わせて擬態すると言われていますが、擬態に脱皮と、とても植物とは思えません。脱皮して大きくなるようですけれど、見た目、ほとんど変わりません。この程度なら、大きなエネルギー使って脱皮しなくてもいいのでは・・・?と、思ってしまいます。
今日ご紹介した2種類の植物達、是非、ご覧になって下さいね。(D)
脱皮中のリトープス
サルオガセモドキの花