バンレイシ、切ってみました
(カテゴリ:植物) (投稿日:2021年12月23日)
こんにちは!
今日もお日様が出てぽかぽかと暖かく感じますね。もうすぐクリスマス、それが終わるとお正月。
年末の慌ただしい時期に入ってきましたが、植物館は変わらずのんびりと時間が流れています。
今日は、熱帯アメリカゾーンから実のご紹介です。
Annona squamosa
バンレイシ
バンレイシ科
ぼこぼことした形が特徴的な実です。その形が"お釈迦様の頭"のように見えることから、「釈迦頭(シャカトウ)」とも呼ばれています。
落ちてしまった小さな実をもらいましたので、切ってみました。
大きさ、約4㎝大のバンレイシです。
実はまだ小さく固く、種も小さかったです。少しかじってみましたが、固くえぐみもあり食べれるものではありませんでした。しかし、ほんのりとクリームソーダのような香りがあるような気がしました。
バンレイシは、もう少し大きくなり、黒い斑点などが出てくると食べごろ。
実は柔らかくとてもクリーミーでねっとりとしていて、シャリシャリとした甘みを感じられるようです。切り口もきっと全然違うと思います。
台湾からの輸入も強化されるようなので、美味しい実を食べてみたいですね。見かけた方はぜひ食べてみて、感想を教えてくださいね。
熱帯アメリカゾーンのトンネルを出てすぐの辺りに植栽してあります。どんな味なのかぜひ想像しながらご覧ください。