今週のみどころ(6月30日号)
(カテゴリ:植物) (投稿日:2023年06月30日)
「サボ展」は、ご好評をもちまして終了することが出来ました。ありがとうございます。
最終日には、当館サボテン担当のスタッフが作出いたしましたサボテンの名前が決定いたしました!サボテンクイズに参加してくださった方々、ありがとうございました。また、名付け親になられた方々、おめでとうございます。
さて、いよいよ明日から7月です。夏本番になってきます。
植物館は、花木の様子が毎日変化するところです。どうぞ、何度も足をお運びください。
お得な情報としましては、年間パスポートをご紹介します。3回分の入館料で、1年間有効のパスポートです。
また、お車でお越しの際は、西駐車場に車をとめて、いったん道路に出て歩道を少し歩かれますと、門があります。その門から入られるのが、植物館への最短コースです。
では、今週のみどころをお届けします。
【熱帯アジアゾーン】
サガリバナ(サガリバナ科)
暗くなると咲き始め、夜明けとともに落花します。
葉の上に落花しています。無数に伸びた雄しべが美しい花です。
土の上に落花しています。雄しべの付け根に花弁が4枚あります。
サガリバナのつぼみです。薄く色付いていて可愛いです。花序に残っている赤い糸のようなものは雌しべです。
デンドロキラム コプフィ(ラン科)
パフィオペディラム パリシー(ラン科)
【熱帯アメリカゾーン】
ハイビスカス アーノッティアヌス(アオイ科)
この花は、オアフ島の固有種です。花弁のふちが少し赤みがかかっています。
何の葉でしょうか。
テイキンザクラ(トウダイグサ科)
答えは、「テイキンザクラ」です。テイキン(提琴)とは、バイオリンのことです。葉の形がバイオリンに似ていることと、花が桜に似ていることから「テイキンザクラ」と呼ばれているそうです。
【北中アメリカゾーン】
三角柱(サボテン科)
三角柱のつぼみです。夜、白い花を咲かせます。
前夜咲いたあとの花の様子です。
【南アメリカゾーン】
今日(6/30)は、花サボテンが花盛りです。ぜひ、この様子をご覧いただきたいです。花サボテンは、花期が短く、咲くタイミングの関係もあり、このお花畑を見ることができたら、本当にラッキーです。
通路の左右に、鮮やかに、あでやかに花サボテンが咲いています。
【ヨーロッパゾーン】
クィーン オブ スウェーデン(バラ科)
ひさみ(バラ科)
バラの2番花が咲いています。
オリーブ(実)(モクセイ科)
樹齢1000年のオリーブの樹に、今年も実がつきました。まだまだ小さい実です。大きくなるのが楽しみです。
植物館コンシェルジュ
【お知らせ】
7/9(日)13:30~ 「熱帯植物のお話・バックヤード見学」
植物栽培スタッフ特別ガイド
参加費:無料(年間パスポート必要)
7/1~受付開始(0836-37-2888)