今週のみどころ(5月26日号)
(カテゴリ:植物) (投稿日:2023年05月26日)
「バラ展」では、たくさんのお客様にご来館いただき、ありがとうございました。バラ展は終了しましたが、中庭には、美しいバラを引き続き展示しております。ぜひ、足をお運びください。
また、「アモルフォファルス デカス・シルヴァエ」の開花を共に喜んでくださり、ありがとうございました。花の様子を見に、3日連続で来館された方もいらっしゃいました。管理スタッフの植物への情熱がこのような形になり、皆さんにも喜んでいただけて、職員一同、とても嬉しく思っています。
では、「今週のみどころ」をお届けします。
【熱帯アジアゾーン】
ギンコウボク
(モクレン科)
特に、午前中に良い香りがします。「上品な花ですね。」「清楚な感じがいいですね。」とお客様に言われることが多い花です。
【熱帯アメリカゾーン】
カトレア パープラタ
(ラン科)
このランも、とても香りが良いです。「香りがします!」の表示がある花は、そっと鼻を近づけてみてください。また、花が大きく、とてもゴージャスで、目を引くと思います。
プロステケア プリスマトカルパ
(ラン科)
足を止めてじっくり眺められるお客様が多いランです。「模様がおもしろいですね。」「紫色が差し色になって、きれいですね。」と言われていました。
ヘリコニア ロストラタ
(オウムバナ科)
熱帯アメリカゾーンの中でも、色も形も、ひときわ目を引く植物です。くちばしの形の花のように見えるのは、実は苞(ほう)でず。花は苞に包まれていてほとんど見えません。
【アフリカゾーン】
カエンボク
(ノウゼンカズラ科)
世界三大花木のひとつ「カエンボク」の花が咲きました。アフリカゾーンに入ってすぐ右手の1番高い木の、高い所に咲いています。
ちなみに、世界三大花木は、「ジャカランダ」「カエンボク」「ホウオウボク」です。3本共、当館にあります。「ジャカランダ」は熱帯アメリカゾーンに、「ホウオウボク」はアフリカゾーンにあります。
【特別展示室】
デンドロビウム ガットン サンレイ
(ラン科)
特別展示室入口に、あでやかに咲き誇っているランです。お客様が、花付きの良さや花の大きさに感動されていました。
【ヨーロッパゾーン】
オリーブ(花)
(モクセイ科)
オリーブの花が咲いています。小さい花なので、目をこらして探してみて下さい。
【中国・アジアゾーン】
ヤマアジサイ
(アジサイ科)
ハンカチノキの下に、様々な種類のヤマアジサイを展示しております。花木の下にも、目を向けていただけますとうれしいです。
【「サボ展」のお知らせ】
日時:6/3(土)~25(日)〔火曜日休館〕
場所:ときわミュージアム
日本の植物館ではここしかない!
約100品種の花サボテンを順次展示!
どうぞ、お越しください。
植物館コンシェルジュ