1000年のオリーブ 初結実
(カテゴリ:植物) (投稿日:2019年10月11日)
中庭ヨーロッパゾーンには推定樹齢1000年のオリーブの木があります。当館は2017年4月29日に「世界を旅する植物館」としてリニューアルオープンしましたが、その際ヨーロッパゾーンのシンボルツリーとして植栽されたのがオリーブの木です。海を越えはるばるスペインからやって来たこのオリーブの木に実がついているのを確認しました!
大きな木に茂った葉で青いうちは見つけられませんでしたが、完熟した今でははっきり見ることができます!
オリーブは5月~6月頃小さな白い花を咲かせます。自家受粉は難しく1本では結実しないと言われています。当植物館にはオリーブの木は1本しかなく、結実は難しいだろうと言われていました。ですが、今年、コンシェルジュの一人が自宅から花の咲いたオリーブの鉢植えを持ってきてくれました!
ちょうど同時期に開花したため、淡い期待を抱いてオリーブの木の横に鉢植えを置いていました。鉢植えの方では早い時期に結実を確認していましたが、1000年のオリーブの木では確認できず諦めていました。嬉しい驚きです!故郷を遠く離れ異国の地でよく頑張ってくれました!
オリーブの実は中庭に面したテラスからご覧いただけます。すでに完熟しておりますのでご覧になりたい方はお早目にご来館ください。